2008年09月10日
わが教え子、ヒトラー @Bunkamura ル・シネマ
- Jun
- 12:52
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わが教え子、ヒトラー @Bunkamura ル・シネマ
前売り券 ¥1,500
この作品はシリアスな戦争映画と決めつけて見ないことです。設定はリアルだが、フィクション映画なのだから。見方によって、戦争映画とも、ドイツ発の自虐的な映画とも、はたまた喜劇ともとらえることができます。できるだけ肩の力を抜いて観ることをオススメします。
随所に散りばめられた笑い、コミカルな雰囲気を醸し出すヒトラーとその側近達が良い味を出しています。ジャーマンジョークってのはこんな感じなのでしょうか? 新感覚です。過去のない男を見たときの衝撃を思い出しました。本作品は、あそこまでではないですが・・・。
深刻な大戦中というシチュエーションと、笑いの要素が絶妙にからみあっていただけに、ラストシーンは人によって評価がわかれるのではないでしょうか。フィクションだからこそ、ハッピーエンドで終わらせてもよかったのではないだろうか。ハッピーエンドで終わる"わが教え子、ヒトラー"を見てみたかったと思いました。
善き人のためのソナタでも好演を見せたウルリッヒ・ミューエが2007年7月に死去されました。ご冥福をお祈りいたします。
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