2008年09月10日

わが教え子、ヒトラー @Bunkamura ル・シネマ

cinema.jpg

わが教え子、ヒトラーBunkamura ル・シネマ
前売り券 ¥1,500

この作品はシリアスな戦争映画と決めつけて見ないことです。設定はリアルだが、フィクション映画なのだから。見方によって、戦争映画とも、ドイツ発の自虐的な映画とも、はたまた喜劇ともとらえることができます。できるだけ肩の力を抜いて観ることをオススメします。

随所に散りばめられた笑い、コミカルな雰囲気を醸し出すヒトラーとその側近達が良い味を出しています。ジャーマンジョークってのはこんな感じなのでしょうか? 新感覚です。過去のない男を見たときの衝撃を思い出しました。本作品は、あそこまでではないですが・・・。

深刻な大戦中というシチュエーションと、笑いの要素が絶妙にからみあっていただけに、ラストシーンは人によって評価がわかれるのではないでしょうか。フィクションだからこそ、ハッピーエンドで終わらせてもよかったのではないだろうか。ハッピーエンドで終わる"わが教え子、ヒトラー"を見てみたかったと思いました。

善き人のためのソナタでも好演を見せたウルリッヒ・ミューエが2007年7月に死去されました。ご冥福をお祈りいたします。

Trackback on "わが教え子、ヒトラー @Bunkamura ル・シネマ"

このエントリーのトラックバックURL: 

"わが教え子、ヒトラー @Bunkamura ル・シネマ"へのトラックバックはまだありません。

Comment on "わが教え子、ヒトラー @Bunkamura ル・シネマ"

"わが教え子、ヒトラー @Bunkamura ル・シネマ"へのコメントはまだありません。

Post a Comment

コメントする
(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿者情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •