2008年07月20日
蟹工船・党生活者 / 小林 多喜二
- Jun
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蟹工船・党生活者 / 小林 多喜二
新潮文庫 ¥420
海軍の保護のもとオホーツク海で操業する蟹工船は、乗員たちに過酷な労働を強いて暴利を貪っていた。“国策”の名によってすべての人権を剥奪された未組織労働者のストライキを扱い、帝国主義日本の一断面を抉る『蟹工船』。近代的軍需工場の計画的な争議を、地下生活者としての体験を通して描いた『党生活者』。29歳の若さで虐殺された著者の、日本プロレタリア文学を代表する名作2編。
蟹工船は、生々しさに溢れる作品。党生活者は、今の生活とかけ離れすぎてよくわからない。ただ、ほんの数十年前と現在の違いから感じるものはあった。
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